下北沢の雑踏を過ぎた先に佇むレジデンス。
アプローチと駐車場を囲むように庇を配置し、立体的な前庭空間を作り出した。
グリッド構成の建物ファサードはカラーリングによって長方形と正方形をかたどっている。
これにより正面のボリュームを分節しており、建物のスケール感を抑えている。
前面空間は清潔感のある天然石とホワイト色により軽やかなデザインとしている。これに対し、建物本体は打放しコンクリートと黒花崗岩による重厚なイメージとする事で、奥行きのあるファサードを生み出している。
また木調ルーバーをアクセントとして配置することで、デザインに緻密さと柔らかさを与えている。
名称 | ピアース下北沢 |
竣工 | 2017年 |
デザイン監修 | 株式会社フレグライン建築設計 |
所在地 | 東京都世田谷区代沢 |
用途 | 共同住宅 |
階数 | 地上5階-地下1階建 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |